直感的で使いやすい。説明書がいらないことが優秀な図書管理システムの証明だと思います

国内7番目の規模を誇るシティユーワ法律事務所。数々の法律関連書籍の管理のため、LXを導入していただきました。今回は、導入に当たり責任者をつとめた丸山裕一弁護士と図書室の川村美恵子様にLXの評価をお聞きしました。

シティユーワ法律事務所のご紹介

― 最初にシティユーワ事務所の紹介をお願いします。

シティユーワ法律事務所は、東京シティ法律事務所の法律部門とユーワパートナーズ法律事務所との業務統合により2003年に設立された比較的若い事務所ですが、着実に成長し現在では120名超の弁護士が在籍し、国内で7番目の規模となりました。また、著名法律事務所の世界規模のネットワークであるワールド・ロー・グループの日本で唯一のメンバーファームとして活躍する等、国際法務にも注力しています。

― こちらの図書室には、どんな蔵書がありますか?

法律関係の専門雑誌、法律解説書、契約書の書式集などを中心に約2万冊の蔵書があります。

法律関連の蔵書が並ぶ図書室

― LXの導入以前はどのように図書の管理をなさっていたのですか?

既製品のソフトウェアをカスタマイズしたシステムを自社サーバーで運用していました。回線は事務所内のLANを使用して貸出と返却がわかるようになっていました。

図書検索機能の向上が目的、5社に絞って各社を比較検討

― 図書管理システムを導入するきっかけを教えてください。

既存のシステムの仕様が合わなくなってきたことが大きな理由です。貸出と返却の管理はできますが、検索機能の精度が低いという問題がありました。また、既存のシステムで使用していたソフトウェアの、サポート期限が切れることも理由でした。サポートのないソフトを使い続けることはリスクが大きいと判断しました。

― システムラボをお知りになったきっかけを教えてください。

丸善さんに紹介していただきました。

― LXの導入までに、どのように検討なさいましたか?

図書管理システムは、2012年の12月から本格的に検討するようになりました。そこで、担当者が図書館総合展などに出向き、資料を集めました。資料は10社ほど集めたと思います。その中で、目線が合いそうな5社を選んでお話をうかがいました。目線が合うとは、当事務所の図書室の規模に合うかということです。大学や地域の図書館ほどの規模はありませんから、大規模なシステムは必要ありません。当事務所の規模でもご対応していただけそうな企業様を選んだということです。

LXをご評価いただく丸山弁護士(右)と川村様(左)

― 決定要因を教えてください

各社の価格やソフトのスペックについて、比較表を作成しました。正直、価格は他に安いところがありました。LXに決定したのは、当事務所の要件に最も合っていたということです。

1:検索インターフェースが使いやすい

2:返却期限が過ぎれば督促メールが届くもの

3:サーバー管理が不要になるクラウド型のもの

4:図書の利用状況がわかるもの

クラウド型は他にもありましたが、サーバー容量が大型のものが多く、当事務所のサイズに合うのがLXでした。また、図書の利用状況がわかることで、需要のある本を購入することができます。

他には、大手の法律事務所に導入実績があったことも大きな要因でした。

決定に際しては、私どもとシステムの担当者で協議しました。

― システム導入までにどんな打合せをしましたか?

既存のシステムのデータをLXにコンバートできるかという問題でした。ここに関しては苦労していただいたようですが、きちんと対応していただいたと思っています。

― 特にこだわった部分があれば教えてください。

システム自体も大切ですが、今後5年?10年使うソフトになりますから、企業の姿勢や担当者さんの対応を大切にしました。

LXは直感的で使いやすい。説明書が要らないのは優秀なインフラである証明

― 導入してみていかがですか?

直感的で使いやすいと思います。説明書やマニュアルがいらないということからもそれはわかると思います。私は、何も考えずにスムーズに使えるものがインフラとしては優秀だと考えています。その点では、LXは優秀なシステムだと思います。また、ユーザー自身も自分の利用履歴を参照することができることも導入のメリットです。
クラウド化することで、バックアップが不要になったことも、社内の負荷の軽減とリスクの低減になっていると思います。

バーコードリーダーでスムーズな貸出と返却ができる

― システムラボの強みだと思う点をお願いします。

1:価格
月々のコストが小規模な図書室に向いていると思います。特に、クラウドに関しては大型のサーバーを必要としていなかったので、不要な容量のサーバーを借りることがなかったことが助かっています。

2:信頼性
大手から中小までの導入実績があること。

3:デザイン性
シンプルな機能で使いやすいですね。検索のしやすさが秀逸だと思います。

「LXは検索のしやすさが秀逸」

フィットギャップを埋めるためには、担当者との相性が大切

― これから、システムラボにどんな期待をしていますか?

印刷画面のカスタマイズをお願いしたいと考えています。

― 図書管理システムを検討している方に導入に際してのアドバイスをお願いします。

ご自身が求めている機能を明確にすることが大切だと思います。
さらに、多機能の図書管理システムはあります。ただし、使わない機能に高額な料金を支払うことになります。特に、大学の図書館のように大規模でない図書室は、用途を明確にすることが大切だと思います。もちろん、標準パッケージまま使うことができないこともあります。その場合は、担当者さんとフィットギャップを埋める打合せが大切です。ですから、なんでも相談できる担当者さんがいらっしゃる企業とおつき合いをなさるのがいいと思います。

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